フランス人シェフとご結婚された、日本人の奥様が、日本人を対象に日本語でフレンチを教えてくれるという、ありがたい教室です。
これがとっても勉強になりました。
メニューは、
前菜 白身魚のタルタル
メイン うずらの詰めものロースト
デザート 栗のモンブランパフェ
うずらは、鶏肉のミニ版ということで、手軽にさばいたり、お腹の中に具材を詰めたり、タコ糸でしばったり、などのプロセスがわかりやすく学べました。
といっても、1人で一羽最初から処理できるかどうか…。ポイントはでも、お腹の中にあまりパンパンに詰めすぎないこと。ついつい、まだ入ると欲張って詰めてしまうので。これって、お菓子詰め放題などのクセが残ってるからだろうか。。
そして、何より目からウロコだったのは魚のタルタル。
教室で使ったのはmaigreという魚で、日本ではオオニベと呼ばれる、スズキの一種?とか。白身の刺身用魚なら何でもいいと思う。
サイの目に切って、細かく刻んだパクチーとシブレットのハーブ、粗くつぶした松の実、レモン汁、ケーパー、パプリカパウダー、そしてこれがポイントの揚げナスのサイの目切り。ナスは塩を振って水分を出してから揚げるのだけど、塩は粗塩gros sel。そうするとナスがかなり汗をかくし、味もしっかり塩気がつく。結局タルタルには塩胡椒もしないので、塩気の決め手は、このナスとケーパーだけ。あとはくるみオイル。これも初めて知ったのだけど、すごくコクがあって料理の味をよく引き立てる。オリーブオイルの代わりにサラダとかに今度からよく使ってみよう。
早速スーパーで買ってきた調味料類。